【3分診断】あなたの家庭は何Wh?使いたい家電から最適容量がわかる

停電対策でポータブル電源を選ぶとき、いちばん失敗が少ない方法は「自分の家で使いたい家電」から逆算することです。

このページは、計算が苦手でも3分で最適容量(Wh)が見えるように、診断フロー早見ワークシートをセットにしました。

この3分診断でできること

  • 使いたい家電から「必要Wh」をざっくり算出(安全側の見積り)
  • 結果を500 / 1000 / 1500 / 2000Whの容量帯に自動で当てはめ
  • 「出力(W)」で動かない事故を避けるチェックまで一気に

もし先に“容量帯の結論”だけ知りたいなら、比較の最終結論はここです:【2026年最新版】家庭防災ポータブル電源おすすめ比較|結論:迷うならこの容量帯

3分診断の全体像

結論:迷うなら1000Wh前後が起点。診断で「500で足りるか/1500以上が必要か」を確定する

診断で容量帯を確定するイメージ

家庭防災(停電48時間)では、迷うなら1000Wh前後が起点になりやすいです。ただし、家庭によって「守りたい家電」が違うので、診断で“自分の最適容量”を確定させるのが最短です。

診断のゴール
あなたの家庭が「500Whでも回る」タイプか、
「1000Whがちょうどいい」タイプか、
「1500〜2000Wh以上が必要」タイプかを決める。

容量の早見表(48時間の目安)も併用するとさらに速いです:停電48時間に必要な容量は?500/1000/2000Whの「足りる・足りない」早見表

診断の前提:Wh(容量)とW(出力)は別もの。両方そろって初めて「使える」

WhとWを分けて考える図

ポータブル電源選びは、まずWh(容量)W(出力)を分けると迷いが減ります。

指標 意味 失敗例 このページでの対策
Wh(容量) どれだけ長く使えるか 2日目に尽きる/夜まで持たない 診断で「必要Wh」を見積もる
W(定格出力) どれだけ強い家電を動かせるか 電子レンジが動かない/起動で落ちる 出力チェックで「動かない」を避ける

出力(W)の落とし穴は、こちらで詳しく整理しています:定格出力Wで失敗する人が多い|「動かない家電」を出さないチェック法

3分診断ステップ1:停電時に「使いたい家電」を3つの箱に分ける

家電を3つの箱に分けるイメージ

停電時に使う家電は、まず3つの箱に分けると計算が一気に楽になります。

  • 箱A(絶対に守る):スマホ/照明/ルーターなど「情報・連絡」
  • 箱B(できれば守る):冷蔵庫、見守り機器など「食・安全」
  • 箱C(余裕があれば):調理家電、扇風機、電気毛布など「快適」

コツ:箱Cを最初から全部入れると、必要Whが跳ねて「買いすぎ」になりやすいです。
まずは箱Aと箱Bで最低ラインを作り、箱Cは“優先順位つき”で足していきます。

3分診断ステップ2:早見ワット表から「W」と「使う時間」を決める

ワット表と時間を決めるイメージ

家電の消費電力(W)は、厳密にやらなくても大丈夫です。まずは早見表で当たりをつけましょう。

家電 目安の消費電力(W) 停電時の使い方(例) ポイント
スマホ充電 5〜20W 合計2〜4回/日 USB中心ならロスが少ない
ルーター 5〜15W 必要な時間だけON 在宅なら優先度高め
LEDライト 2〜10W 夜に数時間 明るさを落とすと伸びる
冷蔵庫 平均50〜150W(波あり) 「扉を開けない」運用 起動電力が大きい場合あり
扇風機 20〜50W 必要な時間だけ 夏の停電で役立つ
電気毛布 40〜80W 弱で断続運用 冬は“温度”が課題
ケトル 800〜1200W 短時間だけ 出力(W)が壁
炊飯器 300〜700W(炊飯時) 炊飯だけ、保温しない Whが吸われやすい
電子レンジ 1000W超 停電時は代替推奨 “動かない”事故が多い

不安なら測るのが最短です。冷蔵庫など「波がある家電」は、実測すると買いすぎが減ります。
ワットチェッカー(副:Amazon):Amazon商品ページ

3分診断ステップ3:計算はこれだけ。「必要Wh=W×時間×日数」+安全係数

必要Whの計算式イメージ

計算式はシンプルです。

必要Wh(目安)= 家電の消費電力(W) × 使う時間(h) × 使う日数(2日)

さらに、停電時はロスや環境要因があるので、安全係数(×1.2〜1.4)をかけると安心です。

重要:ACコンセントで家電を使うほどロスが増えます。
USB中心の運用なら係数は小さめ、AC中心なら大きめに見積もるのが安全です。

ワークシート:この表を埋めるだけで、あなたの必要Whが出る

ワークシートのイメージ

下の表を、箱A→箱B→箱Cの順で埋めてください。全部やらなくてもOKです。

家電 W(目安) 1日あたりの時間(h) 2日分Wh(W×h×2)
A スマホ
A ルーター
A 照明
B 冷蔵庫
B 見守り/医療系
C 扇風機/電気毛布
C ケトル/炊飯器

合計が出たら、最後に安全係数をかけます。

  • USB中心(スマホ・照明・ルーター中心):合計 × 1.2
  • AC中心(冷蔵庫・家電をコンセントで多用):合計 × 1.4

ここまでで出た数字が「あなたの必要Wh(目安)」です。
次のH2で、容量帯に当てはめて“買うサイズ”を決めます。

診断結果の見方:必要Whを容量帯(500/1000/1500/2000Wh)に当てはめる

診断結果を容量帯に当てはめる図

ここは“迷いを止める”パートです。必要Wh(目安)を、次の帯に当てはめます。

診断の必要Wh(目安) おすすめ容量帯 向く家庭 次の一手
〜350Wh 500Wh前後 スマホ・照明・ルーター中心(ミニマム構成) 500Wh前後おすすめへ
350〜750Wh 1000Wh前後 迷ったらここ。冷蔵庫を守る運用まで現実的 1000Wh前後おすすめへ
750〜1100Wh 1500Wh前後 冷蔵庫+調理の現実ラインに寄せたい 1500Wh前後おすすめへ
1100Wh〜 2000Wh前後以上 2日目も慌てない/温度対策まで視野 2000Wh前後おすすめへ

ポイント:診断は“安全側”に寄せています。
それでも迷うなら、まずは1000Wh前後に寄せて、運用(優先順位)で成立させるのが現実的です。

最後の落とし穴チェック:出力(W)で「動かない家電」を出さない

出力チェックのイメージ

ここは最重要です。容量帯が決まっても、出力(W)が足りないと家電は動きません。

最低限のチェック(これだけ)

  • 停電時に「絶対に動かしたい家電」を3つだけ書く
  • それぞれの消費電力(W)を確認(不明ならワットチェッカー)
  • ポータブル電源の定格出力(W)が上回るか確認

チェック手順は図解でまとめています:定格出力Wで失敗する人が多い|チェック法
調理家電の落とし穴はここ:電子レンジ・炊飯器・ケトルは使える?

次の一手:あなたに合う「おすすめ比較」へ(主:A8/副:Amazon)

次の一手の導線イメージ

診断で容量帯が決まったら、あとは同じ容量帯の中で「続けて運用できるモデル」に落とし込みます。防災は、保証・サポート・流通も安心材料です。

副(Amazon):運用をラクにする小物